米監督当局:ボルカー・ルールに基づくCDO保有規制を緩和

米金融監督当局は14日、銀行の自己 勘定取引を制限する「ボルカー・ルール」に基づき保有が規制された小 規模銀行の証券などから成る債務担保証券(CDO)の一部について、 規制の適用除外を認めると発表した。

監督5機関の共同声明によると、同ルールの修正により、トラスト 型優先証券を裏付けとするCDOのうち2010年5月19日より前に組成さ れ、13年12月10日までに取得されたものは銀行に保有継続を認める。

米当局が昨年12月10日にボルカー・ルールの細則を承認した後、中 小銀行は、約300行が保有する特定のCDOで最大6億ドル(約625億 円)の損失を被る恐れがあるとの懸念を表明。これを受けて当局はこれ らの証券を適用除外とすることを検討し今月15日までに判断を下す方針 を示していた。

米通貨監督庁(OCC)のカリー長官は声明で「新規制への対応で コミュニティーバンクが直面する課題は理解できる。当局はこの適用除 外を明確にし、規制面での不要な負担の緩和に取り組む」と述べた。

適用除外はOCCと連邦準備制度理事会(FRB)、連邦預金保険 公社(FDIC)、証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会 (CFTC)が認めたもので、30日間意見を募集した上で正式に実施さ れる運び。

原題:Volcker Rule Limits on Banks Owning CDOs Eased by U.S. Agencies(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE