中国の省・自治区:今年の経済成長目標を昨年より低く設定

中国では少なくとも7つの省・自治 区が今年の経済成長目標を前年よりも低く設定しており、中央政府が国 内経済の長期的な維持に政策の軸足を移す中で、景気拡大ペースの鈍化 を示す新たなシグナルとなっている。

北京市を取り囲む河北省は大気汚染規制に伴う「かつてない圧力」 が加わる中で、成長目標を前年の9%から8%に引き下げた。河北日報 が同省の年次報告を伝えた。国営ウェブサイトによれば、中国南東部の 福建省、北西部の甘粛省と寧夏回族自治区も目標を前年より低く設定し た。

習近平国家主席は地方政府に対し、政策の重点を短期的な成長から 環境保護や債務抑制に移すよう促している。クレディ・アグリコル CIBのシニアエコノミスト兼ストラテジスト、ダリウス・コワルツィ ク氏はこれら地方の成長目標引き下げについて、中国指導部が今年の同 国の成長目標を昨年の7.5%よりも低い7.0%に設定することを示唆する と指摘した。

中央政府は通常、3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当) で中国の成長目標を公表する。昨年の目標は7.5%で、国務院は昨年12 月に7.6%成長となる公算が大きいとの見通しを示していた。地方議会 の招集に伴い、他の省・自治区も数日中に14年の成長目標を発表する可 能性がある。

財新網の先月の報道によると、中国は14年の成長目標を7.5%に設 定する計画。

中国の省で昨年の目標が最高だった貴州省は14年に12.5%成長を確 保し、13%程度の成長を目指すと、中国新聞社が昨年12月20日に報じて いる。人民日報のウェブサイトに掲載された今月2日付の記事によれ ば、広西チワン族自治区は14年の成長目標を10%とし、昨年の11%から 引き下げた。人民日報の12日の報道によると、昨年11%成長を目標とし ていた福建省は14年の目標を10.5%に設定した。

原題:Chinese Provinces Target Slower Expansion as Xi Shifts Focus (1)(抜粋)

--Xiaoqing Pi, 取材協力:Xin Zhou、Penny Peng、Rachel Butt. Editors: Scott Lanman, Paul Panckhurst

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE