LMEニッケル:3営業日で8月以来の大幅高-輸出規制で

14日のロンドン金属取引所 (LME)では、ニッケル相場が上昇し、3営業日としては昨年8月以 来の大幅な値上がりを記録した。世界有数のニッケル鉱石生産国である インドネシアの鉱石輸出規制を受け、世界の供給が減少するとの懸念が 広がった。

マッコーリー・グループは14日のリポートで、12日発効した鉱石輸 出規制のため、ニッケルの世界生産が来年需要を下回る可能性を指摘。 過去3年間は潤沢な供給を受け価格が下落していた。ニッケル相場は今 月に入ってから3.2%上昇と、LMEで取引される主要金属で最大の上 げとなっている。

TDセキュリティーズ(トロント)の商品戦略責任者、バート・メ レク氏は電話インタビューで、「インドネシアの状況を受け、市場は需 給バランスの見方を調整している」と指摘。「需給バランスがマイナス になる可能性があると考えている人が増えている。積み上がった在庫の 一部についてはある時点で調整が始まるかもしれない」と述べた。

LMEのニッケル相場(3カ月物)終値は前日比0.9%高の1トン =1万4340ドル。3営業日での上昇率は6.9%と、昨年8月9日以来の 大幅な上げとなった。一時は1万4400ドルと、昨年12月23日以来の高値 を付けた。

LMEの銅相場(3カ月物)は0.7%安の1トン=7280ドル。ニュ ーヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門銅先物の3月限終 値は0.3%安の1ポンド=3.336ドル。

原題:Nickel Caps Biggest Three-Day Gain Since August on Export Ban(抜粋)

--取材協力:Jae Hur、Agnieszka Troszkiewicz、Maria Kolesnikova. Editors: Joe Richter, Steve Stroth

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