欧州株:小高い、終了間際に一時の下げ消す-公益事業株に買い

14日の欧州株式相場は小高い。ドイ ツのRWEが公益事業株の上げを主導し、指標のストックス欧州600指 数は終了間際に一時の下げを消した。

RWEは5%上昇。2011年の福島第一原子力発電所事故をきっかけ に同社のビブリスにある原発が稼働停止に追い込まれたことについて、 ドイツの裁判所が違法との判断を下したことが手掛かり。一方、医薬品 卸売りの独セレシオは4.4%下落。同社買収を目指していた米同業マッ ケンソンが、取引完了に十分な支持を株主から得られなかった。ポルト ガルの小売り大手、ジェロニモ・マルティンスは2.8%安。同社最大の 市場ポーランドでの売り上げの伸び鈍化が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%高の331.23で終了。前日 に2008年5月以来の高値で取引を終えたことから、バリュエーション (株価評価)への懸念が高まり、一時は1%下げた。同指数の株価収益 率(PER、予想収益ベース)は前日終値ベースで13.9倍となった。

KBLリシュリュー・ジェスティオン(パリ)の最高投資責任者 (CIO)を務めるナタリー・マルタンペルラ氏は、「欧州株式相場の リスクは、相場を割高にした上昇に見合う利益の伸びがなかった場合 だ」とし、「2014年に企業は利益で結果を示す必要があるが、8-10% の利益の伸びを期待するのでさえ楽観的過ぎると思う」と語った。

14日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE100指数は0.1%上昇。仏CAC40指数と独DAX指数はそれぞ れ0.3%上げた。

原題:European Stocks Erase Slide as RWE Rises on German Court Ruling(抜粋)

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