12月の英インフレ率2%、4年ぶり低水準-中銀目標に達する

英国の2013年12月のインフレ率は横 ばい予想に反して低下し、イングランド銀行(英中央銀行)の目標水準 である2%にここ4年余りで初めて達した。

英政府統計局(ONS)が14日発表した12月の消費者物価指数は前 年同月比2%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト32人の調査中央値では、前月と同じ2.1%の伸び率が見込まれてい た。

インフレ鈍化によってカーニー総裁率いる英中銀は、政策金利を長 期にわたって過去最低で据え置くことで景気回復の勢いが増すのを側面 から支えられる可能性がある。同中銀の金融政策委員会(MPC)は失 業率が少なくとも7%に低下するまで利上げを検討しないと表明してお り、先週の会合では政策金利を0.5%に据え置いた。

INGバンク(ロンドン)のエコノミスト、ジェームズ・ナイトリ ー氏は「インフレ圧力がこれだけ低水準にあることから、消費者物価が 今年は目標に近い水準にとどまるとの楽観が強まっている」と述べ、 「雇用市場が力強さを増しており、賃金が上がり始めて収入が生活費の 伸びを上回るペースで増えることが期待される。そうなれば、家計の圧 迫感が緩和される」と語った。

発表によれば、12月の消費者物価指数は前月比で0.4%上昇。別の エコノミスト調査によれば、今年のインフレ率は平均2.2%と、昨年 の2.6%からの低下が見込まれている。

原題:U.K. Inflation Slows to BOE Target for First Time Since 2009 (2)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans. Editor: Fergal O’Brien

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