M&Aで派手に始まった2014年-バンカーは尻すぼみを警戒

企業の合併・買収(M&A)という 点で、今年は派手に始まった。投資銀行家らはM&Aが昨年のように尻 すぼみとならないよう願っている。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、米チャーター・コミュ ニケーションズとサントリーホールディングス、米グーグルの3社が相 次いで発表した買収計画により、今年の世界M&A総額は1300億ドル (約13兆4300億円)に達した。

事情に詳しい関係者によれば、TモバイルUSの株式過半数取得提 案やAT&Tと英ボーダフォン・グループの合併も年内に起こり得る。

年初のこうした動きでバンカーらの期待が膨らんでいるが、今年が 力強い年になるとは限らない。昨年2月、わずか2週間の間に発表され たM&A計画の規模はもっと大きかったが、手数料収入の大きな部分を 占める中小規模のM&Aが先細りし、楽観的な見方は失われた。

チャーターは13日、米ケーブルテレビ(CATV)会社タイム・ワ ーナー・ケーブル(TWC)に対し、債務を含めて約613億ドル相当の 買収案を提示した。サントリーは米ビームを約160億ドルで買収するこ とで合意。グーグルはデジタル温度調節器メーカーのネスト・ラボを現 金32億ドルで買収する。

事情に詳しい関係者によると、ソフトバンクの孫正義社長は、傘下 の米スプリントを通じて2014年にTモバイルUSの過半数株式を取得す る可能性を模索。別の関係者は、AT&Tがボーダフォンとの合併の可 能性について社内での準備を進めていることを明らかにしている。

原題:Suntory to Charter Deals Spur Optimism 2014 Rebound Is for Real(抜粋)

--取材協力:Laura Lorenzetti. Editors: Mohammed Hadi, Ben Scent

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