ニッケル供給:不足に転じる見通し-インドネシア輸出禁止で

世界のニッケル市場が来年、供給不 足に転じるとの見通しを、オーストラリアのマッコーリー・グループが 示した。インドネシアの鉱石輸出禁止に伴い、精錬ニッケルの代替品 で、低品位の鉱石から加工されるニッケル銑鉄の生産が抑制されるため としている。

ジム・レノン氏らアナリストは14日のリポートで、ニッケル銑鉄の 生産が1.5%減り47万5000トンとなるため、供給過剰が昨年の15万トン から今年は3万5000トンに減少するとの見通しを示した。

英バークレイズも、インドネシアで12日に発効した鉱石輸出禁止規 則によりニッケル市場が来年、供給不足に転じる可能性があるとの見方 を示している。米ゴールドマン・サックス・グループの推計によれば、 ニッケルの鉱山生産で首位のインドネシアは、世界のニッケル供給の18 -20%を占める。米シティグループは、ニッケル相場が1-3月(第1 四半期)に1トン当たり1万7000ドルに達するとの見通しを示してい る。予想通りなら現在の水準を19%上回る。

原題:Nickel Seen by Macquarie Swinging to Deficit in 2015 on Ore Ban(抜粋)

--Alfred Cang. Editors: Sungwoo Park, Jarrett Banks

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