きょうの国内市況(1月14日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反落、低調な米雇用統計と円高警戒-昨年8月来下落率

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東京株式相場は大幅反落。米国の雇用統計が低調だったほか、前日 の海外時間に加速した為替の円高進行が嫌気された。また、東京都知事 選をめぐる先行き不透明感、チャートの節目を割り込んだことも悪材料 視され、投資家のリスク回避姿勢が強まった午後に一段安となった。

TOPIXの終値は前週末比29.40ポイント(2.3%)安 の1269.08、日経平均株価は489円66銭(3.1%)安の1万5422円40銭。 両指数とも昨年8月7日以来、約5カ月ぶりの下落率を記録した。金融 や輸出関連セクターを中心に、東証1部33業種は全て安い。

しんきんアセットマネジメント投信運用部の藤本洋主任ファンドマ ネジャーは、「昨年末にかけての相場上昇は意外感があった。力ずくで 上げた分、反動が出やすくなっている」と指摘した。米雇用統計の低調 や円高に加え、都知事選をめぐり、脱原発を掲げる元首相の細川護熙、 小泉純一郎両氏の連携が伝わり、「安倍政権の政策運営に逆風との印象 から、先物に仕掛け的な売りが入った可能性もある」と言う。

東証33業種の下落率上位は証券・商品先物取引、その他金融、保 険、電気・ガス、その他製品、海運、不動産、ガラス・土石製品、金属 製品、機械など。東証1部の売買高は30億1763万株、売買代金は2 兆8619億円。下落銘柄数は1537に対し、上昇は194にとどまった。

●債券大幅高、米債高・株安で先物1カ月ぶり高値-米雇用統計下振れ

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債券相場は大幅高。昨年12月の米雇用統計が市場予想を下回ったこ とをきっかけにした米国での債券高・株安の流れを引き継いだ。先物中 心限月は約1カ月ぶりの高値を付けた。

東京先物市場で中心限月の2014年3月物は朝方から買いが先行。前 週末比37銭高の144円19銭で取引を始めた後も底堅く推移した。午後に 国内株価が下落幅をさらに拡大する中では、60銭高の144円42銭まで上 昇し、中心限月としては昨年12月10日以来の高値を付けた。結局、52銭 高の144円34銭と3週間ぶりに144円台で引けた。

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、この日の相場に ついて、前週末に発表された12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が 7万4000人増と市場予想を大幅に下回ったことを契機に、日米株安とな り、債券買いが優勢になったと説明した。

●円が反落、経常赤字などで売り先行-米景気警戒で下値は限定的

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東京外国為替市場では円が対ドルで前日の海外市場で付けた約4週 間ぶりの高値付近から反落した。日本の経常赤字拡大や日本企業による 米企業買収などを手掛かりに、円売りが先行。ただ、米景気に対する警 戒から日本株が大幅安となる中で、円の下値は限られた。

円は対ドルで1ドル=103円ちょうど付近から一時103円53銭まで下 落。午後には日本株が下げ幅を拡大するのに伴い、リスク回避の動きが 強まり、円は下げ渋る展開となった。午後3時45分現在は103円35銭前 後で推移。前日の海外市場では、米雇用統計が市場予想を下回ったこと をきっかけに円買い・ドル売りが強まった前週末の流れを引き継ぎ、一 時102円86銭と昨年12月18日以来の水準まで円高が進んでいた。

上田ハーロー株式会社外貨保証金事業部の山内俊哉氏は、東京市場 ではサントリーの米企業買収の話や、102円台でのドル買い意欲によ り、ドル・円は103円台に戻して推移したと説明。しかし、「肝心要の 米雇用統計」で低調な数字が出たことで、「今後発表される米国の指標 で良い内容が出てこないと、ドルを積極的に買っていくのは難しい」と 語った。

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