ECB理事候補ラウテンシュレーガー氏:破綻処理一元化を支持

欧州中央銀行(ECB)理事候補で あるドイツ連邦銀行(中央銀行)副総裁のサビーヌ・ラウテンシュレー ガー氏は、ユーロ圏の銀行破綻処理について、一元的な機関の設立を支 持する考えを示した。ただ、全ての金融機関が共通の銀行整理基金に資 金を提供する必要はないかもしれないと述べた。

ラウテンシュレーガー氏は13日、欧州議会の経済・金融問題委員会 で証言し、「欧州レベルで銀行監督を行うには、欧州レベルで破綻処理 メカニズムを整備することも必要だ」とし、単一破綻処理メカニズム (SRM)を「強く支持する」との立場を表明した。

SRMについて同氏は、ユーロ圏の全ての銀行を対象とすべきだ が、その範囲が破綻処理コストを負担する共通基金に適用されるべきか は分からないと発言。「支払いを受ける見込みが皆無の基金に資金を提 供することに関する」ドイツの「法的な問題」に言及した。

一方、ECBの債券購入プログラム「アウトライト・マネタリー・ トランザクション(OMT)」をめぐっては、「その効果がどんなもの かや、条件をどのように実施するかについて常に考える必要がある」と した上で、ドラギ総裁が2012年にOMTを発表した際に、ECBが金融 政策への弊害を確認したことは正しかったと述べた。ドイツ連銀は OMTに一貫して反対の立場を取っている。

ラウテンシュレーガー氏のECB理事指名は同委員会で行われたこ の日の採決で承認された。この結果を受けて欧州議会で16日に採決が実 施される。

原題:ECB Candidate Lautenschlaeger Backs Euro Bank-Failure Authority(抜粋)

--取材協力:Jana Randow. Editors: Patrick Henry, Jim Silver

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE