【FRB要人発言録】成長が勢いを増す-イエレン次期議長

6日から13日までの米連邦準備制理 事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<1月13日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタで講演):12月の100 億ドル縮小決定は米雇用情勢の進展を認識し、見通しに対する信頼感の 改善を反映している。前向きな予想通りの展開となれば、今年一年を通 じた同様の縮小ステップを支持する。連邦公開市場委員会(FOMC) は会合ごとに進展状況を精査し、次のステップを決定する。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタでの講演後記者団に対 して発言):(昨年12月の雇用統計について)過剰反応すべきではな い。着実に前に進むことが適切な姿勢だ。(リバースレポ取引の利用 は)将来の政策目標の極めて有用な手段になり得る。当局はフェデラル ファンド(FF)金利誘導目標に全面的に依存しなくてもよくなる。 FOMCが望む短期金利の水準を達成する手段が2つ以上あるのは便利 だ。

<1月10日> ブラード・セントルイス連銀総裁(インディアナポリスで講演):成長 を促進させる上で障害となっていた問題の多くが消えつつある。一段の 成長ペース加速を見込んでいる。それが失業率をさらに押し下げる圧力 となるだろう。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ノースカロライナ州ローリーで講 演):今年の経済成長率は2%に低下し、インフレ率は向こう1、2年 の間に当局の目標である2%に向けて上昇する。

<1月9日> ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ウィスコンシン州マディソンで の講演と記者団との質疑応答で):われわれが金利を動かすまで時間が かかり過ぎるのではないかと懸念している。(昨年12月のFOMC声明 にあった)われわれがフォワードガイダンス(時間軸政策)と呼ぶ将来 の金利に関する言及について私は非常に慎重だ。なぜなら経済がどのよ うに推移するかを見る必要があり、決定に時間がかかり過ぎてはならな いからだ。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミネアポリスで講演):金融政 策の現行スタンスからの一段の緩和で、FOMCはより急速な失業率低 下と、インフレ率の2%への回復ペース加速を促進できる。

イエレン次期FRB議長(タイム誌とのインタビュー):今年は成長が 勢いを増すと考えている。(FOMCメンバーの大半は今年の成長率の 最初の数字が)2ではなく3になるという期待を抱いている。

<1月7日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(フェニックスで講演):景 気回復が予想通りに進むと仮定した場合、われわれはこうした購入のペ ースを引き続き緩め、最終的に年内に購入をやめる公算が大きい。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(米コネティカット州ハートフォー ドで講演):今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引き締めで 経済情勢の一段の正常化を遅らせたくはない。失業率が依然として異例 の高水準にとどまり、インフレ率が著しく低い状態が続く現状では、極 めて緩やかな正常化が適切だ。

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