インドネシア鉱石輸出規制、精錬・加工を促進-未加工を禁輸

インドネシアの鉱石輸出規制でニッ ケルの供給は減少するが、フリーポート・マクモラン・カッパー・アン ド・ゴールドは銅精鉱の輸出は続ける。ニッケルとインドネシア・ルピ ア相場が上昇したほか、フィリピンのニッケル生産の約3分の1を担う ニッケル・アジア・コーポレーションの株価も上げた。

インドネシアのユドヨノ大統領は輸出規制に署名したと、ワチッ ク・エネルギー・鉱物相が11日の閣議後、記者団に明らかにした。大統 領令によると、12日に発効した同規制は未加工の鉱石輸出を禁止し、精 錬・加工された鉱石は純度の条件を満たせば輸出を認める。

今回の決定により、銅輸出に支障をきたすとの懸念は和らいだもの の、ニッケル先物相場は上昇した。輸出規制はインドネシアを原材料の 輸出国から価値の高い製品の生産者に転換させ、歳入を押し上げようと する政策の一環。ワチック鉱物相は13日、海軍と警察が規制施行に当た ると述べた。

ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は一時、2.4%高の 1トン=1万4190ドルと、12月30日以来の高値を付けた。ルピアは対ド ルで一時1.1%上昇。ニッケル・アジアの株価は5.7%上げ、昨年7月以 来の高値を記録した。

原題:Indonesia Bans Ore Exports in Compromise Push for Metal Smelting(抜粋)

--取材協力:Agus Suhana、Eko Listiyorini. Editors: Neil Chatterjee, Garry Smith

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE