UBSは投資銀行部門のスピンオフ検討していない-CEO

スイス最大の銀行、UBSのセルジ オ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、当局による資本積み増 し要請に対応するために同行が投資銀行事業をスピンオフするとの憶測 を否定した。

同CEOは13日上海でブルームバーグテレビジョンのインタビュー に応じ、「そのような選択肢は検討していない」とした上で、「投資銀 行部門での資産と資本の使い方は明確に定義しており、このビジネスモ デルは機能している。従って変更する理由がない」と説明した。

メディオバンカのアナリストらは先週、当局からの資本積み増し要 求が利益率改善の妨げとなることから、UBSが投資銀行事業をスピン オフする可能性があるとリポートで指摘していた。エルモッティCEO は、事業再編により全行で1万人を削減するとともに、債券トレーディ ング事業の大半から撤退し、運用事業に集中することで収益率向上を目 指している。

UBSは株主資本利益率(ROE)15%を目指しているが、訴訟リ スクに備えた資本積み増しをスイス当局に求められた後、その達成時期 が目標としていた2015年から少なくとも1年遅れる見込みだと昨年10月 に明らかにした。その数日後にスイスのビドマーシュルンプフ財務相 は、現在のレバレッジレシオは低過ぎるとして、銀行は証券事業を維持 する是非を検討する必要が生じるかもしれないと指摘した。

原題:Ermotti Says UBS Isn’t Considering Investment-Bank Spinoff (1)(抜粋)

--取材協力:Cathy Chan、Elisa Martinuzzi. Editors: Nathaniel Espino, Chitra Somayaji

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