欧州株(10日):上昇、米雇用統計に注目-週間ベースでもプラス

10日の欧州株式相場は上昇。雇用ペ ースが鈍化した一方で、失業率の低下を示す米雇用統計が注目された。 指標のストックス欧州600指数は今年初めての週間プラスとなった。

スイスの時計メーカー、スウォッチ・グループは11カ月ぶりの大幅 上昇。2014年は「ダイナミックな成長」を遂げるとの見通しが好感され た。ドイツの小売り大手メトロは2.8%高。一部事業の売却を同社の筆 頭株主であるフランツ・ハニエルが求めると一部で報じられた。フラン ツ・ハニエルはこれを否定している。一方、ドイツの化学品販売会社、 ブレンタグは2.4%下落。同銘柄の投資判断をUBSが引き下げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%高の329.95で終了。2008年5 月以来の高値を更新した。今週は0.7%上昇。ドイツ失業者数の減少幅 が予想を超えたほか、米ADPリサーチ・インスティテュートが8日発 表した集計調査で、米民間部門の雇用者数が見込み以上に増えたことが 背景にある。

オフィ・ジェスチョン・プリべ(パリ)の運用担当者ジャック・ポ ルタ氏は「投資家らはそれほど急速ではない米景気の回復を望んでい る」とし、「失業率低下が好感されたが、それに加え、雇用者数の伸び の弱さが続いた場合、米当局が緩和縮小ペースを加速させない可能性が ある」と語った。

米労働省がこの日発表した雇用統計によると、12月の失業率は08 年10月以来の低水準となる6.7%に低下した。非農業部門雇用者数は前 月比7万4000人の増加と、エコノミスト予想を下回り、11年1月以来の 低い伸びとなった。

10日の西欧市場では18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE100指数は0.7%高となった。独DAX指数と仏CAC40指数は それぞれ0.6%上げた。

原題:European Stocks Advance as Investors Weigh U.S. Payrolls Report(抜粋)

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