米リッチモンド連銀総裁:14年は2%成長を予想

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、今年の経済成長率が2%に「低下」し、インフレ率は向こう1、2 年の間に当局の目標である2%に向けて上昇するとの認識を示した。

総裁は10日、ノースカロライナ州ローリーで講演。事前に配布され た原稿によれば、当局が先月に債券購入ペースを毎月850億ドルから750 億ドルに減速させたことについて、労働市場の状況が「大幅に改善」し ていることから適切な判断だったと評価した。

この日発表された昨年12月の米雇用統計によると、非農業部門雇用 者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比7万4000人の増加と、2011 年1月以来の低い伸びにとどまった。ブルームバーグ調査での最も悲観 的な予想にも届かなかった。前月は24万1000人増に上方修正された。

家計調査に基づく失業率は08年10月以来の低水準となる6.7%に低 下した。労働参加率の低下が影響した。

ラッカー総裁は「昨年遅くに見られた成長の上向きは間違いなく明 るい展開で、今後の成長加速の前触れかもしれない」と指摘。成長ペー スは過去数十年と比べて遅いとしながらも、「米経済は決して停滞して はいない。生産性は高まり、所得も増加、イノベーションも起きつつあ る」と説明した。ラッカー総裁が連邦公開市場委員会(FOMC)で投 票権を持つのは2015年。同総裁はこれまで、当局の債券購入に反対の姿 勢を示している。

原題:Fed’s Lacker Sees 2% Growth in 2014 With Inflation Accelerating(抜粋)

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