韓国ウォンなどアジア通貨、週間で下落-人民元は前日比上昇

今週のアジア外国為替市場では、韓 国のウォンやシンガポール・ドルが下落した。米国の景気回復に伴い、 米金融当局が緩和策縮小をさらに進めるとの観測が広がった。

ブルームバーグ・JPモルガン・アジア通貨指数は週間ベースで3 週間ぶりに下落。給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インステ ィテュートが発表した昨年12月の米民間部門の雇用者数は2012年11月以 来で最も高い伸びとなり、先週の米失業保険申請件数も減少した。

ウォンは今週、対米ドルで昨年12月20日終了週以来の大幅な下げと なった。円安が韓国の輸出を損なうとの懸念が背景にある。

バンク・オブ・シンガポールの為替ストラテジスト、シム・モウ・ シオン氏は「アジア通貨は米指標改善に伴うドルの強さのあおりを受け ている」と指摘。「米国の緩和策縮小が続くとの見方が強まった」と説 明した。

ブルームバーグのデータによると、ウォンは1米ドル=1061.38ウ ォンと、今週は0.6%下落。シンガポール・ドルは前週末比0.2%安とな った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で前日比0.05%高の1米ドル=6.0521元で終了。前週末比ではほぼ 変わらず。一時6.050元と、公定・市場レートが統合された1993年末以 降の高値を付けた今月2日の水準に並んだ。

原題:Won Leads Weekly Declines in Asian Currencies on Fed Taper Bets(抜粋)

--取材協力:Justina Lee. Editors: Anil Varma, Simon Harvey

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