野村HD:社員2人を処分、退職へ-インサイダー取引関与で

野村ホールディングスの公募増資に 絡むインサイダー取引問題で、情報漏えいを行った社員2人が退職する ことが10日までに明らかになった。

野村は2010年に行われた国際石油開発帝石株式の公募増資に絡むイ ンサイダー取引で、内部者取引情報を伝達したと認定された従業員を処 分した。野村の山下兼史広報担当がブルームバーグ・ニュースの取材に 答えた。

証券取引等監視委員会は昨年12月、国際帝石株を10年に不正に取引 したとして、ニッセイアセットマネジメントなど3社に課徴金納付命令 を出すよう金融庁に勧告。運用会社への情報漏えいは野村によるものと していた。これを受け同社は社内規則に従って厳正に対処するとの方針 を示していた。

野村の永井浩二CEOは12月3日、都内で開催した野村インベスト メント・フォーラムで国内外の機関投資家に対し、「すでにさまざまな 改善策を講じ、管理体制を強化している」と強調。「今後とも資本市場 という公共財に携わるわれわれの社会的責務を自覚し、健全な市場の発 展に向けて引き続き全力を尽くしていく」と述べた。

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