中国株(終了):上海総合指数、下落-今週は3週間ぶり大幅安

中国株式市場で、上海総合指数は3 営業日続落。週間ベースでは3週間ぶりの大幅な下げとなった。新規公 開株に資金が流れるとの懸念が強まり、工業株やテクノロジー関連銘柄 を中心に売られた。

建設会社の中国鉄建(601186 CH)が2.8%安となるなど工業株が下 落。米アップルに納入している音響機器メーカー、歌爾声学(002241 CH)は昨年6月以来の安値を付けた。証券会社の海通証券(600837 CH)も安い。一方、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団(600887 CH)を中心に生活必需品関連の銘柄は買われた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動する 上海総合指数は、前日比14.32ポイント(0.7%)安の2013.30で終了。 今週の下落率は3.4%となった。上海、深圳両証取のA株に連動してい るCSI300指数は前日比0.8%安の2204.85。

光大証券のアナリスト、ツォン・シエンチャオ氏は電話取材で、新 規株式公開(IPO)承認の加速により流動性逼迫(ひっぱく)の懸念 が強まっていると指摘。「上海総合指数は下落を続けそうだ」と語っ た。中国経済については「それほど楽観的ではなさそうだ」との見方を 示した。

原題:China’s Benchmark Stock Index Posts Weekly Loss on IPO Concerns(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong. Editors: Allen Wan, Phani Varahabhotla

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE