中国人民元、20年ぶり高値に並ぶ-中心レートや輸入増で

中国人民元は10日、対ドルで上昇 し20年ぶりの高値に並んだ。中国人民銀行(中央銀行)が中心レートを 引き上げたほか、昨年12月の貿易統計で輸入の伸び加速が示されたのを 受けて国内需要が持ち直しているとの期待感が強まった。

人民銀は同日の中心レートを1ドル=6.1008元と、0.17%元高方向 に設定した。引き上げ幅はここ2週間で最大。中国税関総署が同日発表 した先月の貿易統計によると、輸出が前年同月比4.3%増だった半面で 輸入は同8.3%増えた。

オーストラリア・ニュージーランド銀行のストラテジスト、クー ン・ゴー氏(シンガポール在勤)は「中心レートの上げ幅が予想よりか なり大きかったことが、スポット市場での午前の元高の主因だ」と述べ た。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、元は上海市場 で現地時間午前10時40分(日本時間同11時40分)現在、0.04%高 の6.0525元。一時6.050元まで買われた。この水準は公定・市場レート が統合された1993年末以降で最も高く、今年1月2日にも記録してい た。

原題:Yuan Climbs to 20-Year High After Stronger Fixing, Import Growth(抜粋)

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