米社債保証コスト小動き、モンデリーズが30億ドルを起債

9日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが約3週間ぶりの 高水準で小動き。クッキーのオレオなどを製造している米モンデリー ズ・インターナショナルは総額30億ドル(約3150億円)相当を起債し た。

ブルームバーグの集計データによると、北米企業の信用リスクの指 標であるマークイットCDX北米投資適格指数はニューヨーク時間午後 5時10分(日本時間10日午前7時10分)現在、0.1ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇の65.1bpと、昨年12月19日の66bp以 来の高い水準。

モンデリーズの発表資料によれば、起債は2030年よりも後に満期を 迎える長期社債の繰り上げ償還資金の一部調達が目的。ブルームバー グ・データによると、償還を計画している社債の金利は最低でも6.5% の一方、同社固定利付債の表面金利の加重平均は5.28%。

昨年の米債券発行が記録的な規模に達した後、スプレッドが過去6 年余りで最低の水準になったのを受け、企業は社債発行を再び増やして いる。連邦準備制度理事会(FRB)は先月、過去最大規模の景気刺激 策の縮小を開始すると発表した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)証 券部門のマクロクレジット・ストラテジスト、エドワード・マリナン氏 は電話取材で、クレジット市場参加者の「大半が緩和縮小の発表を冷静 に受け止め、発行体にとっては起債継続がスムーズになった」と指摘し た。

原題:Mondelez Sells $3 Billion of Bonds for Tender; Credit Swaps Hold(抜粋)

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