ブラジル株:ボベスパは下落-世界主要株価指数で最大の下げ

9日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。世界の主要株価指数のなかで最も大きく値下が りした。ブラジル最大の貿易相手国である中国の成長が鈍化しているこ とが示唆され、鉄鉱石生産のヴァーレなど資源輸出株が売られた。

ヴァーレは3.7%安。同社に出資するブラデスコ銀行傘下の投資会 社ブラデスパルは4.7%下落した。航空機メーカーのエンブラエル は1.6%値下がり。バンコ・サンタンデールが投資判断を「セル(売 り)」相当に引き下げたことが嫌気された。衣料小売りのエリング も3.6%下落。借り入れコストの上昇見通しが響いた。

ボベスパ指数は前日比2.5%安の49321.68と、昨年8月8日以来の 安値で終了。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時19分(日本時間10日 午前4時19分)現在、ほぼ変わらずの1ドル=2.3961レアル。中国の生 産者物価指数(PPI)は22カ月連続で前年比低下となった。

サガ・キャピタルのエコノミスト、グスタボ・メンドンサ氏は電話 インタビューで、「中国の状況が悪くなればボベスパ指数に大きく響く 恐れがある」と指摘。「この1年でブラジル株式相場が既に大きく値下 がりしていることを考慮しても、市場は中国の見通し悪化による影響を 免れない」と述べた。

原題:Ibovespa Falls Most in World as China Economic Outlook Saps Vale(抜粋)

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