NY銅:8週間ぶり大幅安-中国景気懸念や米緩和縮小観測で

9日のニューヨーク銅先物相場は、 8週間ぶりの大幅下落。中国の景気減速兆候や米緩和策の縮小観測が広 がり、需要見通しが悪化した。

中国の生産者物価指数(PPI)は昨年12月も前年同月比で低下 し、1990年代以降で最長の低下局面となった。このところ発表される中 国の経済指標は、景気の勢いが弱まったことを示唆するものが多くなっ ている。米連邦準備制度理事会(FRB)が8日公表した先月開催の連 邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によれば、政策当局者らは債券 購入について、経済への効果が低下しつつあるとの認識を示した。

INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリスト、エドワー ド・メイア氏はリポートで、「金属相場では中国に関する懸念が材料と なっている」と指摘。また、「FOMC議事録ではFRBが現在、緩和 縮小プログラムを進める意向であることが示された」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は、前日比1.3%安の1ポンド=3.299ドル。中心限月として は昨年11月13日以来の大幅な下げとなった。

原題:Copper Declines Most in Eight Weeks Amid China Growth Concerns(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz. Editors: Joe Richter, Patrick McKiernan

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