PIMCOグロース氏:短期債に集中を-低金利政策続く

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は、償還期間が短 めの債券に集中して投資すべきだと指摘。米国の物価上昇ペースは遅 く、政策金利は少なくとも2016年までゼロ%付近にとどまるとの見方を 示した。

同氏はPIMCOのウェブサイトに9日掲載した月間投資見通し で、「債券価格、特に1年から5年といった利回り曲線のフロントエン ドの部分は、フェデラルファンド(FF)金利の将来の水準に極めて大 きく左右される。ほぼ事前に決まっているといえる債券購入縮小の行程 に左右されるのではない」と記した。

また市場は失業率に注目しているが、個人消費支出(PCE)価格 指数の前年比での変化は「2014年のFF金利誘導目標を分析する上で極 めて重要な月間統計だ」と指摘した。

昨年11月のPCE価格指数は前年同月比で0.9%上昇と、伸びは当 局の目標である2%を1ポイント以上も下回っている。

グロース氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長 やイエレン次期議長、さらにFRB理事や地区連銀総裁はこれまでに、 金融政策にとってインフレ率は極めて重要だと述べてきたと説明。政策 金利の上昇を心配し始める必要が出てくるのはまだずっと先の話だと し、「早くても2016年だ」と加えた。

原題:Gross Says Focus on Shorter Maturities as Inflation Trumps Jobs(抜粋)

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