12月のユーロ圏景況感100に上昇、予想上回る-11年来の高水準

ユーロ圏の2013年12月の景況感はエ コノミスト予想を上回る改善を示した。過去最長のリセッション(景気 後退)が残した問題の対応に追われる政策当局者には、追い風となりそ うだ。

欧州連合(EU)の欧州委員会が9日発表した12月のユーロ圏景況 感指数は100と、11月の98.4(改定値)を上回り、2011年7月以来の高 水準に達した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト24人 の予想中央値は99.1だった。

欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例政策委員会終了後に金融政 策を発表する。ブルームバーグがまとめた別のエコノミスト調査によれ ば、ECBは政策金利を過去最低の0.25%に据え置くと51人全員が見込 んでいる。

ECBのドラギ総裁は先月28日付のドイツ誌シュピーゲルとのイン タビューで、ユーロ危機が解決される可能性を示す「勇気付けられる兆 候」がある中で、追加利下げに向け「直ちに行動する必要があるとはみ ていない」と語った。ECBは域内成長率について、昨年はマイナ ス0.4%、今年はプラス1.1%を予想している。

ユーロの対ドル相場は統計発表後に上げ幅を拡大。ブリュッセル時 間午前11時3分(日本時間午後7時3分)現在、前日比0.3%高の1ユ ーロ=1.3614ドルで推移している。

欧州委によれば、12月の製造業景況感指数はマイナス3.4と、前月 のマイナス3.9から上昇したものの、事前予想は下回った。消費者信頼 感指数(改定値)はマイナス13.6に改善。11月はマイナス15.4だった。 サービス業景況感指数はプラス0.2で、これも前月(マイナス0.9に改 定)を上回った。

原題:Euro-Area Economic Confidence Increases More Than Forecast (1)(抜粋) Eurozone Dec. Consumer, Business Confidence: Summary (Table)

(抜粋)

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