アジア株:MSCI指数、下落-中国生産者物価が12月も低下

9日のアジア株式相場は下落。中国 の生産者物価指数(PPI)は昨年12月も前年同月比で低下し、1990年 代以降で最長の低下局面となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が 8日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、債券購入プ ログラムの経済への効果が低下しつつあるとの認識が示された。

中国の自動車メーカー、長城汽車は香港市場で7.9%安。今年の販 売の伸びが鈍化するとの見通しが嫌気された。靴小売りで中国最大手の 百麗国際は同市場で3.4%安。前日は13%高だった。東京市場ではキヤ ノンやダイエーが値下がりした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時21分現在、前日 比0.7%安の138.85。構成銘柄のうち値下がりと値上がりの比率は約2 対1。前日は1%高と、昨年11月18日以来の大幅な上げとなっていた。

敦沛証券のバイスプレジデント、ジャクソン・ウォン氏(香港在 勤)は電話取材で、中国の「生産者物価は大きな懸念だ」と指摘。「業 界レベルでは、マイナスの環境で金を稼いでいる人は誰もいない」と述 べた。

原題:Asian Stocks Fall as China Factory-Gate Prices Extend Decline(抜粋)

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