ユーロ、1-3月だけで6%余り下落も-取引パターン示唆

ユーロの対ドル相場は今がピーク で、1-3月(第1四半期)だけで6%余り下落しそうなことが、取引 パターンで示唆されている。欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度 理事会(FRB)の金融政策の違いが背景だ。

シティグループのアナリストらによると、ユーロは先月、1ユーロ =1.3812ドルを突破できないケースが2回あったが、これによりユーロ が下落に向かう状況が設定された。またコメルツ銀行によれば、ユーロ が2008年の高値を起点とする抵抗線を突破できないことは見通しがネガ ティブであることを意味する。同行は現時点で1.36ドル付近にあるユー ロが3カ月以内に1.2755ドルに下落すると予想する。

コメルツ銀の外為テクニカル分析責任者カレン・ジョーンズ氏(ロ ンドン在勤)は7日の電話インタビューで「ユーロの上昇圧力は後退し つつある。12年半ば以降のユーロの長期的な流れは今や途絶える公算が 大きい」と述べた。

ECBの緩和的な金融政策とは対照的にFRBは毎月の債券購入額 を縮小する方針で、これを材料に大半のディーラーは今年のユーロ下落 を見込んでいる。ブルームバーグがアナリストやエコノミスト約50人を 対象に実施した調査の予想中央値によると、ユーロは1-3月期末まで に約2%下落し1.33ドル、年末までにさらに下げ1.28ドルになる見通 し。

原題:Euro to Surpass Consensus With 6% Drop by April: Market Reversal(抜粋)

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