米トウモロコシ先物:3年4カ月ぶり安値、小麦も安い

米シカゴ市場のトウモロコシ先物相 場は3年4カ月ぶりの安値まで下げ、小麦相場は2011年以来の安値を付 けた。米政府が今週発表する需給統計で、世界の在庫が潤沢であること が示されるとの観測が背景。

米農務省が需給統計を発表する10日を前にブルームバーグが実施し た調査によると、14年10月に終了するシーズンのトウモロコシ在庫は1 億6308万トンと01年以来の高水準に達し、冬小麦の作付けは6年ぶりの 高水準に増加すると予想されている。

インドや米国、ブラジルで収穫高が過去最高水準に達し在庫が膨ら んだことから、トウモロコシと大豆、小麦は弱気相場に入った。これを 受け、世界の食料価格の上昇は鈍化している。農産物8品目で構成する S&P・GSCI農産物指数は昨年22%低下し、1981年以降で最大の下 げを示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物相場3月限終値 は前日比2.1%安の1ブッシェル当たり4.17ドル。中心限月としては昨 年11月18日以降で最大の下落率を示した。一時は4.14ドルと、10年8 月12日以来の安値を付けた。

小麦先物3月限は2.3%安の1ブッシェル当たり5.8875ドル。一時 は5.8675ドルと、11年12月19日以来の安値まで下げた。ブルームバーグ の調査によると、世界の小麦在庫は前年比で3.9%増加し1億8268万ト ンになると予想されている。

原題:Corn Falls to 40-Month Low, Wheat Drops on Global Supply Outlook(抜粋)

--取材協力:Jen Skerritt. Editors: Patrick McKiernan, Steve Stroth

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