ユーロ圏:11月失業率12.1%、過去最悪で横ばい-回復もたつく

ユーロ圏の2013年11月の失業率は前 月と変わらず、過去最悪にとどまった。域内経済が過去最長のリセッシ ョン(景気後退)から脱した後も、回復でもたついている兆候が示され た。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の8日の発表による と、11月のユーロ圏失業率は12.1%。ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト26人の調査中央値とも一致した。過去のデータ改定に 伴い、失業率は4月以降、12.1%の水準にとどまっている。

景気回復の促進を図るEU首脳にとって、欧州の脆弱(ぜいじゃ く)な雇用市場は大きな悩みの種。首脳らは先月、特に若年層で失業率 が「受け入れ難いほど高い水準」にとどまっているとの認識を示した。

INGグループのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏(ブリ ュッセル在勤)は電話インタビューで、「失業率の高止まりは見込まれ ていた」とし、「ユーロ圏では雇用市場が景気回復に後れを取ってお り、著しい改善が見られるのは早くて年半ばになってからだろう」と述 べた。

欧州中央銀行(ECB)によると、ユーロ圏の成長率は13年がマイ ナス0.4%、今年はプラス1.1%が見込まれる。ブルームバーグがまとめ た別のエコノミスト調査によれば、失業率は今年が平均で12.1%、来年 は11.8%となる見通し。

同日発表された昨年11月のユーロ圏小売売上高指数は前月比1.4% 上昇と、エコノミスト予想を上回る伸びとなった。前年同月比は1.6% 上昇だった。

原題:Euro-Area Jobless Rate Holds at 12.1% as Economy Struggles (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg. Editors: Patrick Henry, Jones Hayden

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