きょうの国内市況(1月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日ぶり反発、輸出、小売主導-TOPIX昨年9月来上昇率

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東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米国の輸出拡大やドイツの雇 用改善から、世界経済回復への期待感が広がった。為替の円安推移も好 感され、電機や機械など輸出関連株が上昇。銀行株も高く、セブン&ア イ・ホールディングスなどの好決算を受け、小売株も買われた。

TOPIXの終値は前日比22.98ポイント(1.8%)高の1306.23、 日経平均株価は307円8銭(1.9%)高の1万6121円45銭と、両指数とも きょうの高値引け。昨年来高値を付けたTOPIXの上昇率は昨年9 月19日以来、3カ月半ぶりの大きさを記録した。

りそな銀行の戸田浩司チーフ・ファンド・マネジャーは、「米国の 実体経済が強く、量的緩和策縮小による金融市場の動揺も起こらなかっ た」と指摘。日本の企業業績は「ドル高・円安基調でもう一段拡大し、 賃金が上昇することで内需も良くなり、デフレ脱却期待も出てくる」と 言う。多くの投資家は、「下がったら買おうという気持ちが強い」とも 話していた。

東証1部の売買高は30億3469万株と、先物・オプションの特別清算 値(SQ)算出日だった昨年12月13日以来の30億株台。売買代金は2 兆4833億円。値上がり銘柄数は1581、値下がりは140。東証1部33業種 はその他製品、証券・商品先物取引、機械、金属製品、電機、建設、精 密機器、ゴム製品、小売など32業種が上昇。食料品の1業種のみ安い。

●債券反落、株反発・円安で売り優勢-長期金利0.7%割れに警戒感も

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債券相場は反落。朝方は買いが先行したが、国内株価の反発や円安 進行に加えて、長期金利の0.7%割れの水準に対する警戒感から売りが 優勢となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比9銭高の143円90銭で取 引を開始し、直後に143円94銭まで上昇した。その後は下落に転じ、午 後の取引開始後には11銭安の143円70銭まで下げた。いったんはプラス に転じる場面があったものの、再び売りに押されて、結局は8銭安 の143円73銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同1ベーシスポイント(bp)低い0.685%と昨年12月25日以来の低水 準で開始した。その後は徐々に水準を切り上げ、午後の取引開始後に1 ベーシスポイント(bp)高い0.705%を付けた。いったん0.695%まで戻し たものの、再び0.705%に上昇した。

野村証券の松沢中チーフストラテジストは、「過去2日はリスクオ フ(回避)に伴う先物の買い戻しで10年債利回りは0.7%を割り込んだ が、きょうはリスクオフが一服。0.6%台を買い進む投資家は少ないと 思われる」と指摘していた。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ(買い入れ総額9000億 円)の結果によると、残存期間「1年超3年以下」と「3年超5年以 下」の応札倍率は前回と比べて低下した。一方、「5年超10年以下」の 応札倍率は前回から上昇した。

●ドル上昇、米貿易赤字縮小や株反発受けたリスク選好-一時105円台

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東京外国為替市場ではドルが対円で上昇し、一時は2日以来の1ド ル=105円台に乗せた。11月の米貿易赤字が予想以上に縮小したこと や、株価の反発を受けたリスク選好の動きでドル買い・円売りが優勢と なった。

ドル・円相場は朝方に付けた104円59銭から一時105円ちょうどまで ドル高・円安が進んだ。午後3時20分現在は104円85銭前後で推移して いる。

楽天証券の相馬勉債券事業部長は、ドル・円について「円安の流れ は変わっていない。消費増税への不安感はあるものの、日銀の追加緩和 期待もあり、ドルが落ちたところでは拾っていく感じ。105-110円のレ ンジに向かっていく動き」と述べた。

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