ギャップ:カンボジア政府などに協議要請-賃上げめぐる衝突で

米ギャップやスウェーデンのヘネ ス・アンド・マウリッツ(H&M)、 スペインのインディテックスな どのアパレルメーカーはカンボジアで賃上げを求める労働者のストライ キが死者を出す事態に発展したことを踏まえ、同国政府や縫製業界、労 働組合に対し協議を要請した。

アパレルメーカー各社は7日付の公開書簡で、今後の衝突回避に向 けカンボジア政府と同国の縫製業界団体、労働組合は交渉に参加し、新 たな賃金見直し制度を支持すべきだと指摘した。書簡にはアディダスや プーマ、リーバイ・ストラウス、コロンビア・スポーツウエアも署名し た。

3日付の同国紙カンボジア・デーリーが警察当局の話を基に伝えた ところによると、首都プノンペンで縫製業界の労働者によるストを鎮圧 しようと警官隊が発砲し、少なくとも3人が死亡した。賃上げを求める 縫製業労働者のストは全国で展開されており、プノンペンのストもその 一環だった。政府は最低賃金について月額100ドル(約1万490円)を提 示したが、労働者側は現行の2倍となる160ドルへの引き上げを求めて いる。

6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、大半の工 場が操業を再開している。カンボジアの縫製業界は約50万人を雇用し、 同国最大の輸出産業となっている。

原題:Gap to H&M Urge Talks to End Cambodia Clashes Over Workers’ Pay(抜粋)

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