中国株(終了):上海指数、下落-IPO再開で資金面に懸念

中国株式市場では、上海総合指数が 下落。今月からの新規株式公開(IPO)再開で既存株から資金が流出 するとの懸念が広がった。小型株から成る創業板(チャイネクスト)指 数は上昇。政府が保険会社に同指数を構成する企業への投資を認めたこ とが好感された。

中海油田服務(601808 CH)は1.5%安。58億8000万香港ドル (約800億円)相当の新株割り当て計画が嫌気された。金価格の下落を 受け山東黄金鉱業(600547 CH)は3.9%安。一方、インターネット関連 の楽視網信息技術(300104 CH)は10%高。同社は創業板指数に占める ウエートが最大。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比2.98ポイント(0.2%)安の2044.34で終了。 今年に入って5営業日中4回目の下落となった。上海、深圳両証取のA 株に連動するCSI300指数は0.2%高の2241.91。創業板指数は3.9%高 と、昨年8月1日以来で最大の上げとなった。

正徳人寿保険の呉侃マネーマネジャーは「これから多くのIPOが 予定されており、新株の供給が急増し、流動性を吸収すると予想され る」と指摘した。

上海総合指数は今年に入り3.4%下落。景気減速で利益が抑制され るとの懸念を背景に昨年は6.75%下げていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE