【個別銘柄】7&iや任天堂に買い、ヤフーも急伸、良品計画は大幅安

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):前日比6%高の4480 円。コンビニエンスストアや金融関連が伸び、3-11月期の連結営業利 益は前年同期比15%増の2491億円だった、と7日に発表した。2014年2 月期の営業利益計画は前期比15%増の3400億円で据え置き。ブルームバ ーグ・ニュースによるアナリスト16人の予想平均は3437億円。クレデ ィ・スイス証券は7日付リポートで、9-11月期は営業益が前年同期 比22%増の846億円と同証予想(825億円)をやや上回るなど、想定以上 の好決算と評価した。

任天堂(7974):11%高の1万5850円。中国国務院は6日にウェブ サイトに掲載した声明で、上海自由貿易区でのゲーム機生産を認めるル ールを策定する方針で、新たなルールが策定されるまで禁止措置を一時 的に凍結すると発表した。岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは、中 国は海賊版のリスクはあるが、開拓できれば有望な市場と指摘。任天堂 は業績拡大のため中国を含むアジア市場を開拓する必要がある、とも同 氏は述べた。

ヤフー(4689):8.6%高の635円。野村証券が7日付で、目標株価 を600円から720円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続。EC再強 化の経営戦略が店舗数・単価・広告売上高の3点で奏功すると分析し、 中期的な利益成長ポテンシャルを評価する局面が向こう12カ月内に到来 へ、と指摘した。

LIXILグループ(5938):3.9%高の3035円。藤森義明CEO は、「エマージングマーケット比率を上げていかないと、全体的に2桁 成長はできない」と述べ、アジア諸国、アフリカ、ロシアなどの新興国 で水回り事業を展開する企業を対象に買収を検討していることを明らか にした。売上高に占める新興国の比率を現在の2割弱から3割超に引き 上げ、20年3月期の海外売上高1兆円達成を目指す、とブルームバーグ とのインタビューで述べた。

カカクコム(2371):9.8%高の1988円。野村証券が7日付で、投 資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1850円から2400円に引き 上げた。「食べログ」の利益成長可能性を勘案し、15年3月期営業利益 予想を185億4000万円から191億4000万円、再来期を217億1000万円か ら251億3000万円にそれぞれ増額。今期は150億円から146億円に変更 (会社計画143億5000万円)している。

マニー(7730):6.9%高の3865円。円安を背景に海外売り上げが 復調し、9-11月期の連結営業利益は前年同期比47%増の9億2200万円 だった、と7日発表した。SMBC日興証券は同日付で、想定以上の販 売好調と評価し、投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に、 目標株価を2600円から3700円に引き上げた。

良品計画(7453):5.3%安の1万400円。アジア事業の伸びが寄与 し、3-11月期の連結経常利益は前年同期比11%増の175億円だった、 と7日に発表した。SMBC日興証券はリポートで、第3四半期決算に サプライズはないが、消費増税時の価格維持表明で来期の粗利益率への 不透明要素が増加、と分析した。

明電舎(6508):15%高の433円。SMBC日興証券は、目標株価 を400円から520円へ引き上げた。社会システムでの海外案件の大幅増、 産業システムではPHEV(プラグインハイブリッド)向けモーター・ インバーターなどの大幅拡大で、営業利益は14年3月期から16年3月期 にかけ20%前後の増益公算大などと分析。投資判断は「1(アウトパフ ォーム)」を継続した。

ハニーズ(2792):3.1%安の983円。14年5月期の連結営業利益計 画を54億円から25億円に下方修正する、と7日に発表。円安による仕入 れ単価の上昇、商品値上げで客数も減り、中国での販売・一般管理費の 増加なども響く。前期比では15%増益が一転、47%減益になる見通し。 従来は1株15円としていた期末配当は10円に減らし、年間でも20円と前 期30円からの減配を見込む。

丸八証券(8700):2.1%安の276円。昨年11月に発表していたエー ス証券(本社:大阪市)との共同持株会社設立による経営統合に関し、 ことし4月1日付での統合を延期すると7日に発表。諸条件についての 協議継続が必要と判断、協議期間は決めていない。早期の経営効率化へ の期待が後退した。

アライドアーキテクツ(6081):1000円(20%)高の6000円でスト ップ高。ドリームインキュベータ(4310)とベトナムでフェイスブック マーケティング支援事業を始める、と8日午前に発表。現地企業のほ か、在ベトナムの日系企業が対象で、今後の業容拡大につながるとみら れた。

ラクオリア創薬(4579):100円(15%)高の752円でストップ高。 同社が創出したモチリン受容体作動薬が米国で特許査定を受けた、と7 日に発表。米国での知的財産権が強化されたことを好感した。モチリン は消化管ホルモンで、胃腸の伝搬性収縮運動を担う。

山下医科器械(3022):3.1%安の1725円。昨年12月25日に公表し た従業員による虚偽報告に基づく売り上げの過大計上発覚に関連し、調 査委員会の実態調査が継続中で、8日に予定していた14年5月期上期の 決算を延期するときょう午後1時に発表した。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769):5.8%安 の1291円。14年5月期の連結純損益が10億3600万円の赤字に転落する見 通し、と7日に発表した。従来予想は9億6400万円の黒字だった。上期 はPOSシステム導入に伴い一時的に店舗業務の負担が増加、各店舗の 大規模レイアウト変更によるオペレーション悪化も響く。

三菱ケミカルホールディングス(4188)と三井化学(4183):三菱 ケミHが0.4%安の476円、三井化は1.2%安の247円。ジェフリーズ証券 が7日付で、両社の投資判断を「ホールド」から「アンダーパフォー ム」に引き下げた。石化事業の利益率低下を理由に同証による業績予想 を減額修正し、目標株価は三菱ケミHが360円(従来500円)、三井化 は190円(同260円)に下げた。

日本新薬(4516):3.8%安の1944円。SMBC日興証券が7日付 で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。開発 中の肺高血圧症治療剤「セレキシパグ」の売り上げ見通しをやや慎重に 見直し、18年3月期の営業利益予想を122億円から111億円に減額した。 新目標株価は2000円(従来1900円)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE