任天堂株価が2011年7月以来の高値、中国のゲーム機解禁で

任天堂の株価が8日の東京市場で大 幅上昇、終値は2011年7月11日以来の高値となった。中国はこのほど13 年ぶりにゲーム機の禁止措置を解除する方針を表明した。

中国国務院は6日にウェブサイトに掲載した声明で、上海自由貿易 区でのゲーム機生産を認めるルールを策定する方針で、新たなルールが 策定されるまで禁止措置を一時的に凍結すると発表した。終値は前日 比11%高の1万5850円。

任天堂の広報担当者、皆川恭広氏は株価にはコメントしないとした が、「上海特区で何をすれば、どのようなことができるのか検討中」だ と述べた。

岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは「中国の解禁のニュースが 影響している」とした上で、「中国は海賊版のリスクはあるが、開拓で きれば有望な市場だ。任天堂は業績拡大のため中国を含むアジア市場を 開拓する必要がある」と語った。

一方、SMBC日興証券の前田栄二アナリストは、中国国内の所得 が上がっているため参入すればプラスになるが、海賊版の問題などがあ り「それほど簡単な市場ではない」とも指摘した。ユーロに対する円安 も、海外売上高比率の高い同社の株価を下支えしているという。

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