ソニー、ネットベースのTVサービスを米国で今年開始

ソニーは米国でインターネットベー スのテレビサービスの試験を今年開始する。従来型のケーブルテレビ (CATV)業者や衛星放送業者に挑むことになる。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のアンドリュ ー・ハウス社長が7日、ラスベガスで開催中の家電見本市「コンシュー マー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で説明したところによる と、このサービスでは生番組と映画・テレビショーのオンデマンド・ラ イブラリーを組み合わせる。同社はまた、ゲーム機「プレイステーショ ン(PS)」やスマートフォン、テレビ向けのゲームのストリーミング サービスも試験する。

ソニーの平井一夫社長は、コンテンツにいつどこでもアクセスした い新世代の消費者を満足させられる会社につくり変えることを目指して おり、クラウド型サービスへの取り組みはその一環。同社長は7日の CESでの基調講演で、ソニー製品は日本の「感動」の精神を具体化す る必要があり、それができない製品は成功とは呼べないと語った。

ソニーはテレビサービス向けのコンテンツ契約について詳細を明ら かにしなかった。事情に詳しい関係者が昨年8月に語ったところによれ ば、ソニーはバイアコムの有料テレビ番組をインターネット経由でスト リーミング配信することで暫定合意している。

ゲーム配信の新サービス

SCEのハウス社長は7日、「プレイステーション・ナウ」と呼ば れるゲームサービスでは定期契約の選択肢などを提供すると説明。今週 のCESで「ブラビア」テレビと携帯型ゲーム機「PSヴィータ」を使 ってデモンストレーションを行い、今月末に米国での試験を開始する。 今年半ばの本格的な導入を見込んでいるという。

プレイステーション・ナウはPS3のさまざまな人気ゲームを配信 する。まずはPS4とPS3向けに始め、PSヴィータにも広げる。

7日の米株式市場でソニーの米国預託証券(ADR)は0.1%高 の17.32ドルで取引を終えた。

ハウス社長はこの日、昨年11月15日に発売した新型ゲーム機、PS 4の販売台数が12月28日までに420万台に達したことを明らかにした。 これはアナリストの予想とライバル製品である米マイクロソフトの「X box One(エックスボックス・ワン)」の販売台数を上回る数 字。

ウェドブッシュ証券のアナリスト、マイケル・パクター氏(ロサン ゼルス在勤)はPS4の販売台数について、「これは驚きだ。これほど 多く生産できるとは思っていなかった。このゲーム機が非常によく売れ ると経営陣が強い自信を持っていることを示している」と述べた。

マイクロソフトは6日、エックスボックス・ワンの2013年の販売台 数が300万台を超えたと発表した。

原題:Sony Corp. Plans Internet-Based TV Service in U.S. This Year (3)(抜粋)

--取材協力:Andy Fixmer. Editors: Rob Golum, Anthony Palazzo

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