ブラジル株:ボベスパは下落-中国成長懸念で輸出関連株に売り

7日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。ブラジル最大の貿易相手国である中国の金融規 制強化で、同国の経済成長が鈍化するとの懸念から、鉄鉱石生産のヴァ ーレを中心に輸出関連株が売られた。

中国を最大の輸出市場とするヴァーレは2.2%安。同社に出資する ブラデスコ銀行傘下の投資会社ブラデスパルは2.7%下落した。住宅建 設株はガフィーザの3.5%安を中心に売りが広がった。一方、衣料小売 りのロジャス・レナーは2%上昇。バンコBTGパクチュアルが投資判 断を「バイ(買い)」に引き上げたことが好感された。

ボベスパ指数は前日比1.1%安の50430.02で終了。通貨レアルはサ ンパウロ時間午後5時28分(日本時間8日午前4時28分)現在、0.2% 高の1ドル=2.3742レアル。

証券会社オマール・カマルゴのアナリスト、フェリペ・ロシャ氏は 電話取材に対し、「2014年のブラジル株式市場にとっての主な不安材料 は中国の動向だ」と指摘。「中国の不動産業界の状況や銀行システムを めぐる懸念、さらにそれが成長に及ぼす影響も不透明だ」と述べた。

計画が公表されていないことを理由に事情に詳しい関係者3人が匿 名で明らかにしたところによると、中国国務院はシャドーバンキング (影の銀行)に関し新たな規制を設けるよう命じた。簿外融資が標的と なるとともに、現行規定の強化も盛り込まれているという。

原題:Ibovespa Falls Second Day as Vale Sinks on China Growth Concern(抜粋)

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