予想的中率トップ投資銀、今年のイチ押しは円と豪ドルの売り

主要通貨の為替予想で昨年10-12月 期に最も正確だったのは、オーストラリア最大の投資銀行マッコーリ ー・グループ。同行が2014年に勧めるのは、豪ドルと円の下落を見込む 取引だ。

マッコーリーは豪ドルが年末までに8%程度、円は5%以上値下が りすると予想。オーストラリア準備銀行(中央銀行)と日本銀行が金融 緩和を進めるとみているためだ。日銀は昨年4月以降、毎月7兆円の国 債を購入。豪中銀は景気支援のための利下げに加えて、豪ドルを安くす る為替市場介入の可能性をちらつかせている。

マッコーリー銀行のG10為替戦略担当シニアバイスプレジデント、 デービッド・フォレスター氏(シンガポール在勤)は3日の電話インタ ビューで、「日銀は政策を見直し、さらなる緩和をしなければならなく なるだろう」と指摘。「豪州はコストが高くて競争力の低い場所になっ てしまったので、安い通貨が必要だ。1豪ドルが0.90米ドルを超える と、豪経済には苦しい」と述べた。

ブルームバーグが実施したストラテジスト調査の中央値によれば、 円は年末までに1ドル=110円に下落する見通しで、マッコーリーの見 方と一致。豪ドルについては、同社が1豪ドル=0.82米ドルまで下げる と予測。ストラテジストの予想中央値は同0.87米ドルとなっている。

ブルームバーグがまとめたデータによると、昨年10-12月の主要通 貨為替予想ではマッコーリーが最も正確だった。円は昨年、対ドル で18%値下がりし、34年ぶりの大幅下落を記録。今年1月2日は、約5 年ぶり安値の1ドル=105円44銭を付けた。豪ドルは昨年に14%下 げ、08年以降で最も下落した。

原題:Macquarie as Best Forecaster Sees Yen, Aussie Drops: Currencies(抜粋)

--取材協力:Cecile Gutscher、Wei Lu. Editors: Paul Armstrong, Robert Burgess

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