きょうの国内市況(1月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株続落、米景気懸念や上昇反動-金融や不動産、輸出関連株安い

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東京株式相場は続落。米供給管理協会(ISM)が発表した12月の 非製造業景況指数が市場予想に反して低下したことを受けて、米景気動 向に対する警戒感から、企業業績への楽観的な見方が後退した。また、 年末にかけての連騰相場に対する反動を指摘する声も出ていた。

TOPIXの終値は前日比8.90ポイント(0.7%)安の1283.25、日 経平均株価は94円51銭(0.6%)安の1万5814円37銭。業種別では、銀 行や保険など金融、不動産が安かったほか、精密機器など輸出関連も軟 調で、東証1部33業種中30業種が下げた。

みずほ信託銀行の荻原健チーフストラテジストは「日米株とも連騰 が続き、上昇スピードが速すぎた」とした上で、日本株は業績上振れ期 待がある上、バリュエーション面から割高感もないとし、スピード調整 に伴う「利益確定売りが出ている」と述べていた。

東証業種別33指数では保険、倉庫・運輸、食料品、海運、電気・ガ ス、その他金融、不動産、サービスなどが下落率上位。半面、空運、情 報・通信、医薬品の3業種は高い。東証1部の売買高は概算27億1017万 株、売買代金は2兆2097億円。値上がり銘柄数は451、値下がり銘柄数 は1219だった。

●債券は続伸、10年債入札順調で買い優勢-長期金利は0.7%割れに

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債券相場は続伸。きょう実施の10年利付国債入札が順調な結果だっ たことを受けて買いが優勢となり、長期金利は昨年末以来の0.7%割れ となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比4銭高の143円58銭で取 引を開始し、いったんは横ばいの143円54銭を付けた。午後零時45分の 入札結果発表後に水準を切り上げ、一時は143円85銭と日中取引で昨 年12月25日以来の高値を付けた。結局は27銭高の143円81銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは横ばいの0.725%で始まり、午前は同水準で推移した。午後に入っ て水準を切り下げ、3ベーシスポイント(bp)低い0.695%と昨年12 月26日以来の0.7%割れを記録した。5年物の116回債利回りは1bp低 い0.22%に下げた。

しんきんアセットマネジメント投信の鈴木和仁シニアストラテジス トは、10年債の入札結果が順調だったことで一段の金利上昇への警戒感 が後退したと指摘。「年末の金利じり高局面で不安が広がったが、10年 債入札を無事にこなしたことで安心感が出た。一方向の円安や株高に歯 止め掛かったことも投資家の背中を後押しした」と話した。

財務省がこの日実施した表面利率(クーポン)0.6%の10年利付国 債(332回債)の入札結果によると、最低落札価格は98円88銭と予想を 2銭上回った。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の 差)は1銭と前回と同じ。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.84倍と 1年ぶり高水準だった前回の4.01倍から低下した。

●円がじり安、日米金融政策格差で先安観-欧米イベント待ち

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東京外国為替市場では円がじり安。日本株の下落を背景に円買い圧 力が残ったものの、日米金融政策の方向性の違いから円先安観が根強い 中、円は徐々に水準を切り下げる展開となった。

ドル・円相場は1ドル=104円台前半から一時104円62銭まで円売り が進行。また、ユーロ・円相場は一時1ユーロ=142円ちょうどを割り 込む場面も見られたが、その後142円53銭まで円売りが進んだ。

クレディ・アグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司ディレクターは、 ドル・円相場について、「チャート上は2007-11年の高安値の61.8%戻 しの主要抵抗線で折り返してきていることもあり、ドルの戻り売りを呼 びやすいが、経済指標次第では米国の量的緩和の縮小が加速する可能性 もあるため、ドル売りもポジション調整の範囲を超えることはないだろ う」と指摘。あとは今週発表される雇用統計など「米国の数字次第だ」 と語った。

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