ヘッジファンド:天然ガス買い越し3%減-寒波緩むとの見方

ヘッジファンドによる天然ガス相場 上昇を見込む買い越しは、6週間ぶりに減少した。約20年間で最も厳し い寒波が緩むとの予報が発表されたことが背景。

米商品先物取引委員会(CFTC)の週間建玉報告によると、ファ ンドなど大口投機家のガスの買い越しは昨年12月31日終了週に半年ぶり の高水準から3%減った。

報告対象期間中の天然ガス相場は、4.2%下落した。穏やかな天候 予報で燃料消費が抑制されるとの見方が強まった。相場は11月1日以 降23%上昇。民間気象予報会社MDAウェザー・サービシズによると、 寒気が米中部から東部海岸を覆い、暖房需要は1996年以降で最高に達す る可能性があるとみられている。MDAは今年1月11日から15日にかけ て米本土48州の気温がおおむね平年を上回ると予報した。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「寒波が弱まる見込みであるため、 トレーダーは強気になれない。気温が上昇した後、相場がどうなるかが 大きな問題だ」と述べた。

同報告対象期間中のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の天然 ガス相場は18.6セント下落し、100万BTU(英国熱量単位)当た り4.23ドル。その後1.8%上昇し6日は4.306ドルで引けた。前年同期比 では31%上昇。

原題:Speculators Cut Natural Gas Wager on Fading Polar Blast: Energy(抜粋)

--取材協力:Brian K. Sullivan、Naureen S. Malik. Editor: Dan Stets

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