ヘッジファンドの金買い越しが増加-ヤマダ氏は下落を予想

ヘッジファンドによる金相場上昇を 見込む買い越しは6週間ぶりの高水準に増加した。一方、米テクニカ ル・リサーチ・アドバイザーズとゴールドマン・サックス・グループの アナリストらは、昨年の大幅下落後、金相場がさらに下げると予想して いる。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ヘッジファ ンドなど大口投機家による金の先物とオプションの買い越しは昨年12 月31日終了週に19%増加し3万4104枚となった。売りポジション は4.6%減の7万2571枚と、11月19日以来の低水準。投資家が砂糖に対 して9月以降で最も弱気な姿勢を示したことから、米国で取引される商 品18銘柄の買い越しは6週間ぶりに減少した。

テクニカル・リサーチのルイーズ・ヤマダ氏は、金相場が向こう数 カ月間にさらに19%下落し1オンス当たり1000ドルになると予想してい る。同氏はシティグループのテクニカル・リサーチ担当の元責任者。

パーマネント・ポートフォリオ・ファミリー・オブ・ファンズ(サ ンフランシスコ)で約100億ドル(約1兆円)相当の資産運用に携わる マイケル・クジノ氏は「金については短期的に幾つかの方向に引っ張ら れている」と指摘。「量的緩和縮小を前に売ろうとする市場関係者がい た。現物需要はほどほどだが堅調ではない。経済活動が活発化してお り、インフレが加速し始める可能性もある」と述べた。

原題:Hedge Funds Raise Gold Wagers as Yamada Sees $1,000: Commodities(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson. Editors: Millie Munshi, Patrick McKiernan

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