米国株:下落、S&P500種は2005年以来で初の年初来3日続落

米国株は3営業日続落。S&P500 種株価指数の年初からの続落としては2005年以来で最長だった。米非製 造業の拡大ペースが予想を下回ったことが嫌気された。

簡易ブログのツイッターは下落。モルガン・スタンレーがツイッタ ーのオンライン広告収入はフェイスブックといった大手競合他社に奪わ れる可能性があると指摘、株式投資判断を引き下げたことが影響した。 自然派食品スーパーのホール・フーズ・マーケットも安い。アナリスト が競争激化に伴うリスクを指摘したリポートを発表した。

一方、通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは0.6%上昇。 米携帯電話サービス4位のTモバイルUSがベライゾン・ワイヤレスか ら周波数帯を現金約24億ドルで購入すると発表したことが買い材料だっ た。

S&P500種株価指数は前営業日比0.3%安の1826.77。ダウ工業 株30種平均は44.89ドル(0.3%)下げて16425.10ドル。

ナショナル・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、ドナ ルド・セルキン氏は「この日は上下に落ち着かないもみ合い相場だっ た」と述べ、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録と雇用統計 が発表されるまで、今週は様子見だろう」と続けた。

給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートは 給与名簿に基づく集計調査を8日に発表する。またFOMCは同日、12 月会合の議事録を公表する。労働省は10日に先月の雇用統計を発表す る。

ウィーン氏の10大予想

米ブラックストーン・グループのバイロン・ウィーン氏が毎年恒例 の10大予想を発表した。同氏がその中で米経済は今年3%強の伸びを示 すと述べたことから、株価は下げ幅を縮小した。同氏によると、S& P500種株価指数は急激な修正局面を経て、年間で約20%上昇する見通 し。

フィラデルフィア・トラストの最高投資責任者(CIO)、リチャ ード・シーシェル氏は、「比較的ニュースが静かな日だった」と述べ、 「優良銘柄はまだある。納得のいく株価収益率(PER)を出している 銘柄に対しては投資すべきだ」と続けた。

S&P500種は年初から3日続落して1.2%安。2005年は最初の3営 業日で2.3%下げ、年間では3%高で終えていた。

米供給管理協会(ISM)が発表した12月の非製造業総合景況指数 は53.0と、前月の53.9から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノ ミストの予想中央値は54.7だった。同指数で50は活動の拡大と縮小の境 目を示す。

ツイッターが安い

ツイッターは3.9%安。モルガン・スタンレーはツイッターの投資 判断を「イコールウエート」から売りに相当する「アンダーウエート」 に引き下げた。同社の株価は11月の新規株式公開(IPO)価格の26ド ルから2倍以上値上がりしている。

ホール・フーズ・マーケットは3.5%安。ロングボー・リサーチの アナリスト、フィリップ・ターポリッリ氏がリポートで、ホール・フー ズは競争激化に対応するため値引きを進めているとして、同社の利益マ ージンが落ち込む可能性があると指摘した。

電子商取引サイト運営最大手、eベイは2.8%下落。モルガン・ス タンレーが株式投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエー ト」に引き下げた。

原題:U.S. Stocks Fall, First Three-Day Drop to Start Year Since 2005(抜粋)

--取材協力:Whitney Kisling、Nikolaj Gammeltoft. Editors: Jeff Sutherland, Alan Soughley

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE