1月6日の米国マーケットサマリー:S&P500種3日続落

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3635   1.3589
ドル/円            104.21   104.86
ユーロ/円          142.09   142.48


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,425.10     -44.89     -.3%
S&P500種           1,826.77      -4.60     -.3%
ナスダック総合指数    4,113.68     -18.23     -.4%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .39%        .00
米国債10年物     2.96%       -.04
米国債30年物     3.90%       -.02


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,238.00     -.60     -.05%
原油先物         (ドル/バレル)   93.67      -.29     -.31%

◎NY外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場ではドルが5営業日ぶりに反落。12月の 米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数が市場予想に反して低下し たことに反応した。前週末までの4日続伸は、過去2カ月で最長の連続 上昇だった。

ユーロは対ドルで1カ月ぶり安値から上昇。ユーロ圏のサービス業 景気指数が5カ月連続で活動の拡大を示したことが背景にある。欧州中 央銀行(ECB)は9日に金融政策決定会合を開催する。韓国ウォンは 大きく下落。同国中銀が利下げを実施すると予想されている。南アフリ カ・ランドは上昇。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービ スは同国の信用格付けについて、投資適格級を維持すると発表した。

ドイツ銀行のG10為替戦略グローバル責任者のアラン・ラスキン氏 はISM非製造業の指数を受けて、「ドルが若干軟調になった」とした 上で、米経済見通しが改善しており、「向こう1年間ではわれわれはド ルになお前向きだ」と続けた。

ニューヨーク時間午後2時36分現在、主要10通貨に対するドルの動 きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%下げ て1023.79。2日には1029.67と、昨年9月9日以来の水準に上げてい た。前回の長期連続上昇は11月1日までの6日続伸。

ドルは対ユーロで0.3%安の1ユーロ=1.3635ドル。一時1.3572ド ルと、12月5日以来の高値に上昇した。対円では0.6%下落し104円27 銭。円は対ユーロで0.2%高の1ユーロ=142円17銭。

◎米国株式市場

米国株は3営業日続落。S&P500種株価指数の年初からの続落と しては2005年以来で最長だった。米非製造業の拡大ペースが予想を下回 ったことが嫌気された。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前営業日比0.3%安の1826.77。ダウ工業株30種平均は44.89ドル (0.3%)下げて16425.10ドル。

ナショナル・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、ドナ ルド・セルキン氏は「この日は上下に落ち着かないもみ合い相場だっ た」と述べ、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録と雇用統計 が発表されるまで、今週は様子見だろう」と続けた。

給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートは 給与名簿に基づく集計調査を8日に発表する。またFOMCは同日、12 月会合の議事録を公表する。労働省は10日に先月の雇用統計を発表す る。

◎米国債市場

米国債相場は上昇。12月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合 景況指数が予想外に低下したため、金融当局が政策金利を過去最低水準 で据え置くとの見方が強まった。

10年債利回りは前週に2011年7月以来の高水準を付けたが、3%を 上回る水準が需要を集め、この日は低下した。米上院は6日にジャネッ ト・イエレン氏の連邦準備制度理事会(FRB)議長就任を承認すると みられている。連邦公開市場委員会(FOMC)は今月から債券購入プ ログラムを縮小する。12月のFOMC会合の議事録は今月8日に公表さ れる。財務省は今週、総額640億ドルの3、10、30年債を発行する。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、 ガイ・リーバス氏は「年金基金や保険会社はこれぐらいの高利回りを長 らく待っていた。ファンダメンタルのニュースが良くならない限り、 3%を上回り続けるのは難しい」と指摘。「インフレと経済成長に対す る市場の注目度が高まるだろう」と述べた。

ニューヨーク時間午後1時28分現在、10年債利回りは5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の2.95%。同年債(表面利 率2.75%、2023年11月償還)価格は13/32上昇し98 10/32。利回りは2 日に一時3.05%と、2011年7月8日以来の高水準を付けた。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。一時は2.1%下げて売買 停止となったものの、持ち直した。ISM非製造業景況指数の拡大ペー ス鈍化を背景に、代替投資の買いが入った。CEMグループは約1分間 に30ドル超下落したことを受け、売買を10秒間停止した。

ロジック・アドバイザーズのパートナー、ビル・オニール氏は電話 インタビューで「こうした値動きは非常にありふれたものになってき た。一部参加者がこうした急落のきっかけとなる大量の注文を出してい る」と指摘。「取引所はこうした動きを調査する必要がある」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2 月限は前週末比ほぼ変わらずの1オンス=1238ドルで終了した。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は5営業日続落し、5週間ぶり安値。12 月の米サービス業景況指数が予想を下回ったことを嫌気した。石油製品 の米在庫増加も引き続き影響した。

アイアイトレーダー・ドット・コムの市場担当シニアストラテジス ト、ビル・バルーク氏(シカゴ在勤)は「需給ファンダメンタルズは依 然として弱気だ」と指摘。「在庫水準は高い。流れは今も下向きだ」と 続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前営業 日比53セント(0.56%)安の1バレル=93.43ドルで終了。終値として は昨年11月29日以来の安値。

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