サムスン電子:スマホ技術の自動車システムへの応用目指す

スマートフォン(多機能携帯電話) の約3台に1台を生産している韓国のサムスン電子は自社のスマホ技術 を自動車産業向けの車両ナビゲーションとエンターテインメントシステ ムに応用しようとしている。世界の自動車産業は年間8000万台余りの車 両を製造している。

アジア最大のハイテク企業であるサムスン電子は、スマホ高級機種 への需要が後退する中で、自社の成長の柱だったスマホ分野以外の製品 開発を推し進めている。サムスンは今週、米ラスベガスで開かれる世界 最大の家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーに自動 車メーカー9社と共に参加する。

サムスン電子はオープンソースの基本ソフト(OS)「Tizen (タイゼン)」に関して米インテルと提携。タイゼンはスマホやタブレ ットのほかテレビや車両システムに搭載可能で、トヨタ自動車など自動 車メーカーの関心を集めている。

IBKセキュリティーズのアナリスト、イ・スンウ氏は、サムスン の将来の自動車向け製品として、地図情報などを提供する透明な薄型パ ネルで作られたウインドーを予想している。そのほかセンサー技術を利 用して車に乗っている人の健康状態をモニターしたり、ドライバーの気 分に適した楽曲を選ぶことも可能になり得ると指摘。交通の流れを分析 してより良いルートを示すこともできるだろうと語った。

サムスンは電子メールで配布した資料で、車のセンサーに関する計 画についてコメントを控えた。

原題:Samsung Eyes Smartphones-on-Wheels as High-End Device Sales Slow(抜粋)

--取材協力:Rose Kim、Ian King. Editors: Robert Fenner, Michael Tighe

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