世界の中銀で足並みに乱れ-米緩和縮小、ECB追加策に傾く

2014年が幕を明ける中、金融刺激策 を推し進めてきた各国中央銀行の足並みの乱れが目立ち始めている。

米連邦準備制度理事会(FRB)は成長加速に伴い量的緩和の縮小 を開始。イングランド銀行(英中央銀行)は国内住宅市場の沈静化に努 めている。一方、欧州中央銀行(ECB)と日本銀行は低インフレへの 対応で追加的な金融措置に傾いている。ECBとイングランド銀は共に 今週金融政策会合を開く。

この6年間、世界経済を支えてきた同時並行的な刺激策の弱まりを 受け、投資家はドル高と米国債安を予想する。ただ、景気拡大の反転や 市場の動揺を招く恐れに加え、デフレ回避の必要性からFRBなどは政 策金利を過去最低水準に据え置くと明言している。

資産運用最大手、米ブラックロックの世界債券チーム責任者、スコ ット・シール氏は「世界の主要中銀は異なる動きを示しており、投資家 にとってチャンスだ」と発言。「金融政策の転換点に近づいている経済 を分析することは非常に重要だ」と指摘した。

原題:Global Central Banks Splitting on Stimulus in 2014 as Fed Tapers(抜粋)

--取材協力:Rich Miller、Matthew Brockett. Editors: Anne Swardson, Melinda Grenier

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