【個別銘柄】景気敏感安い、橋梁買い集める、足利HやサイバーA上昇

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

景気敏感株:トヨタ自動車(7203)が前年末比1.9%安の6300円、 三井不動産(8801)が2.1%安の3705円、ファナック(6954)が3.4%安 の1万8600円、ブリヂストン(5108)が2.1%安の3895円など。為替の 円安一服や中国の景況感改善が鈍ったことに加え、昨年末にかけての株 価連騰の反動もあり、景気敏感業種を中心に幅広い業種、銘柄が売られ た。

海運株:日本郵船(9101)が2.7%安の327円、商船三井(9104) が1.7%安の466円、、川崎汽船(9107)が1.5%安の262円など。ばら積 み船の国際運賃市況であるバルチックドライ海運指数は3日に大幅続落 し、年初から2営業日の下落率は10%を超えた。業績に及ぼす悪影響が 懸念され、海運業指数は2.1%安と、東証1部33業種で下落率2位。

橋梁株:日本橋梁(5912)が7%高の214円、駒井ハルテック (5915)が9%高の363円、ピーエス三菱(1871)が2.6%高の508円、 ショーボンドホールディングス(1414)が3.7%高の5010円など。国土 交通省は2014年度から道路の橋やトンネルの定期点検を地方自治体に義 務づける、と3日付の日本経済新聞が報じた。約71万カ所の老朽化に対 応するとしており、橋梁工事が増えるとの見方から関連銘柄が買いを集 めた。

マルハニチロホールディングス(1334):1.6%安の180円。子会社 アクリフーズが製造した冷凍食品の異臭確認が14都府県の計21件になっ た、と5日付の共同通信が報じた。このうち農薬が検出されたのは東京 や神奈川など6都道府県で9件としている。業績への悪影響を警戒する 売りに押された。

足利ホールディングス(7167):6.5%高の458円。CLSAアジ ア・パシフィック・マーケッツが、「買い」の投資判断で新規に格付け した。目標株価は650円とする。アナリストのブライアン・ウォーター ハウス氏は12月30日付英文リポートで、新経営陣の下で再生に取り組ん でいる上、同業の間で最高水準にある貸し出しマージンや資本効率の恩 恵を既に受けていると指摘した。

ユニーグループ・ホールディングス(8270):1.6%安の634円。大 和証券が12月30日付で、投資判断を「中立」から「アンダーパフォー ム」に、目標株価を720円から600円に引き下げた。CVS事業の競争力 低下が顕著な上、総合小売り事業の収益性も大幅に悪化と指摘し、14年 2月期の営業利益予想を300億円から250億円(会社計画311億円)、来 期を295億円から235億円にそれぞれ下方修正した。野村証券でも、同日 付で投資判断を「中立」から「ウエート下げ」に引き下げている。

サイバーエージェント(4751):2.8%高の4400円。サイバーAの 出資先で「カカオトーク」を運営するカカオ・コーポレーションは15年 5月に韓国証券取引所への上場を目指す、と韓国紙ヘラルド・ビジネス が6日報じた。証券会社の試算によると、カカオの企業価値は1兆-5 兆ウォン(約980億-4900億円)と同紙は伝えている。

オカモト(5122):3.7%高の340円。100万株(自社保有を除く発 行済み株式総数の1%)を上限とした自社株取得の方針を6日午前11時 に発表した。取得総額は4億円で、期間は6日から5月30日まで。株式 需給の引き締まりを期待した買いが優勢となった。

ジーエヌアイグループ(2160):ストップ高に当たる80円(17%) 高の547円。中国の国家食品薬品監督管理総局(CFDA)から特発性 肺線維症(IPF)治療薬「F647」の製造販売許可を取得した、と6 日朝に発表した。F647は、中国でCFDAが承認した唯一のIPF治 療薬としている。販売業者の選定はほぼ終了しており、同薬の中国国内 での販売開始を強く望むと同社は述べている。

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