【FRB要人発言録】米金融は改善し住宅市場も是正-議長

2013年12月24日から14年1月5日ま での米連邦準備制理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全 文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<1月4日> ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(フィラデルフィアでの会合で):大 規模な資産購入プログラムが金融市場の状況を緩和する上でどう作用し ているか当局は十分には理解していない。民間投資家のポートフォリオ に対する効果なのか、あるいは重要なシグナル伝達手段としての効果な のか。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(フィラデルフィアでコメント):連 邦公開市場委員会(FOMC)の最大の課題は出口戦略開始の是非だ。 FRBはリバースレポ取引を使ったプログラムを延長する可能性があ る。固定金利・金額無制限の翌日物リバースレポ・ファシリティーと呼 ぶ新たな手段は短期金融市場金利に下限を設けることが目的。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(フィラデルフィアでの会合で): インフレ率が目標を下回る一方、失業率がそれを大きく上回っている中 で、われわれは金融当局者が緩和解除を我慢する状況があると確信して いる。これが私が反対票を投じた動機の1つだった。われわれがインフ レ目標を大きく下回っていない場合でも、金融政策を極めて緩和的に据 え置く強い根拠があるだろう。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアでの会議で 講演):実体経済は最終的には、恒久的な衝撃に適応しなければならな い。金融政策はこうした現実の調整のコストないし必要性を相殺できな い。債券購入の緩やかな解消に反対ではないが、どちらかといえばより 速いペースで推し進め、割合早く終わらせることを望む。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアでの講演後 の記者団との質疑応答で):米金融当局のインフレへの対応が遅れるリ スクを認識している。

<1月3日> バーナンキ議長(フィラデルフィアで講演):金融環境は改善し住宅市 場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、 そしてもちろん金融緩和政策は継続している。これらの要素が相まっ て、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている。 もちろん、過去数年間の経験から何か教訓を学ぶとすればそれは、われ われは自身の予測に慎重であるべきだということだ。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ボルティモアで行われたフォーラム で講演):資産購入プログラムの終了に向けたプロセスに着手すること は理にかなっている。今後の会合で資産購入ペースのさらなる減速が検 討されるだろう。

プロッサ―・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアでのパネル 討論):(債券購入によって積み上がった銀行の準備金への統制を最終 的に強化する計画について)技術的には実行可能だ。技術的な能力より も意志の問題となる。

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