PIMCOの旗艦ファンド、13年は過去最大の資金流出

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏が運用する機関フ ァンド「PIMCOトータル・リターン・ファンド」は昨年、411億ド ル(約4兆3100億円)の解約に見舞われ、資金流出額は過去最大を記録 したもようだ。米調査会社モーニングスターの試算で分かった。

モーニングスターが3日に電子メールで配布した資料によると、投 資家は12月に同ファンドから推計約42億ドルを引き揚げた。資金純流出 は8カ月連続で、12月末時点の運用資産は2370億ドルとなった。

投資家は30年にわたる債券価格の上昇局面が終わる兆しが広がる 中、伝統的な債券ファンドから資金を引き揚げている。米投資信託協会 (ICI)のチーフエコノミスト、ブライアン・リード氏が今週の電話 インタビューで語ったところによると、米国の債券投信からの昨年の資 金流出額は12月23日時点で800億ドルと、過去最大となった。

ブルームバーグのデータによると、PIMCOトータル・リター ン・ファンドの2013年のリターンは1994年以来最低のマイナス1.9% で、同種のファンドの64%に後れを取った。過去5年間の運用成績は年 率でプラス7%と、ライバルの62%を上回った。

原題:Pimco Total Return Fund Has Biggest Redemptions Ever in 2013 (1)(抜粋)

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