リッチモンド連銀総裁:今後の会合で緩和策の追加縮小検討へ

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、雇用市場が改善し目標を達成しつつあることから、経済成長の促進 を目指した資産購入プログラムの縮小を当局は引き続き検討していくと 述べた。

ラッカー総裁は3日ボルティモアで行われたフォーラムで講演し、 「失業率や雇用者数など労働市場の状況を示すあらゆる統計で意味のあ る改善が見られた」と述べ、「資産購入プログラムの終了に向けたプロ セスに着手することは理にかなっている。今後の会合で資産購入ペース のさらなる減速が検討されるだろう」との見方を示した。

同総裁は今年、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議決権は有し ていない。FOMCは昨年12月18日に月間債券購入額を750億ドル(約 7兆8600億円)と、従来の850億ドルから縮小することを決定した。

講演の準備原稿の中で、ラッカー総裁は今年の経済成長率見通しを 約2%とした。昨年末の経済統計からは成長ペースの加速も示唆された が、同総裁は「これまでよりも緩やかなペース」の成長を予想してい る。

同総裁は講演後に記者団に対し、債券購入縮小ペースを緩めるには 経済指標が一段と弱くなる必要があると述べ、縮小ペースを加速させる 状況が見られる可能性もあると指摘した。

総裁はさらに、経済成長が2014年に「著しく」加速した場合に当局 が年内に政策金利を引き上げることも予想され得る一方、緩慢な成長が 続く可能性もあると述べた。最も可能性の高いシナリオは15年の早い時 期の利上げだと語った。

原題:Lacker Says Fed to Weigh Further QE Taper at Coming Meetings (1)(抜粋)

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