米ゴールドマン、2012年に英トップバンカーの報酬77%増やす

米ゴールドマン・サックス・グルー プがトップクラスの英国在勤バンカーの平均報酬を2012年に前年比77% 引き上げていたことが分かった。米国に本社を置く競合他社が政府や世 論の圧力で幹部報酬を減らしたのとは対照的だ。

ゴールドマン英国部門の開示資料によると、同行は監督当局がリス クテーカーと見なす英国在勤バンカーおよびその監督者に平均467万ド ル(約4億8700万円)を支払った。11年は264万ドルだったという。

他行の資料によると、シティグループは同様のスタッフに32%増と なる平均411万ドルを支払った。バンク・オブ・アメリカ(BOA)は 2%減の236万ドル、JPモルガン・チェースは3%減の340万ドルだっ た。

08年の金融危機の一因とされた金融機関の報酬慣行を改めさせるた めに導入された欧州の開示規則の下、米大手行は12年の報酬額を明らか にし、今週出そろった。ゴールドマンは人員を削減する一方で、12年 に19%の増収を達成した。JPモルガンは同年、ロンドンのトレーダー によるデリバティブ(金融派生商品)取引で62億ドル超の損失を出し た。13年の報酬額は今年後半まで開示されない。

ゴールドマンの資料によると、同行は12年に115人の英国在勤バン カーに対して、給与と現金賞与、株式報奨で計約5億3700万ドルを支払 った。これは前年の2倍余り。1人当たりの平均額は11年に比べて増加 したが、10年の641万ドルよりは少ない。

原題:Goldman Sachs Raised 2012 Pay for Top U.K. Bankers as Rivals Cut(抜粋)

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