ブラジル株:1カ月ぶり大幅安-金利上昇懸念で住宅株に売り

2日のブラジル株式市場では指標の ボベスパ指数が下げ、下落率は1カ月ぶりの大きさとなった。同国金利 が上昇して投資資金が株式から債券に移るとの懸念が広がった。

住宅建設のブルックフィールドは11%安と、2012年5月以来の大幅 な値下がり。同業のPDGレアルティSAは6.6%安、ガフィーザ は7.9%安。オンライン小売りのB2Wコンパニア・ディジタルは12% 下げ、ボベスパ指数構成銘柄で下落寄与度が最大となった。運輸のオー ル・アメリカ・ラティーナ・ロジスティカは4%安。政府が同社の鉄道 関連契約を無効にする可能性があるとのフォリャ・ジ・サンパウロ紙の 報道が嫌気された。

ボベスパ指数は前営業日比2.3%安の50341.25で終了。通貨レアル はサンパウロ時間午後5時21分(日本時間3日午前4時21分)現在、対 ドルで1.2%下落。一時は1ドル=2.4レアルと、4カ月ぶりの安値を付 けた。ブラジル中央銀行が市場介入プログラムを縮小したことでレアル の下支えが弱まった。

SLWコレトラ(サンパウロ)のチーフストラテジスト、ペドロ・ ガルジ氏は電話取材に対して、「通貨安はインフレ圧力を高めるため、 ブラジル中銀が利上げを継続する可能性がある。金利が上昇すれば株価 は下落する」と述べた。

原題:Ibovespa Falls Most in Month as Brookfield Sinks on Rate Concern(抜粋)

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