JPモルガン、ラトビアの銀行向けドル決済を停止

米銀JPモルガン・チェースは、ラ トビアの金融機関に対するドル送金の決済サービスを停止した。ラトビ アの銀行協会が明らかにした。JPモルガンは米監督当局からマネーロ ンダリング(資金洗浄)対策の強化を命じられている。

ラトビア商業銀行協会のマーティンス・ビセブスキス会長は取材に 対し、「JPモルガンは重要なパートナーだった。それは間違いない」 としながらも、「取り組みを前進させ、他のパートナー探しが妨げられ ることはない」と述べた。

ラトビアは1日、欧州単一通貨ユーロを導入し、ユーロ圏は18カ国 体制となった。ラトビアをめぐっては、80億ドル(約8400億円)に上る 非居住者預金に注目が集まっている。汚職防止活動を展開する団体グロ ーバル・ウィットネスは、ラトビアの規制および顧客審査が不十分だと 指摘している。JPモルガンは昨年10月11日に、約500の外国銀行に対 するドル決済サービスを停止するとともに、政治的に問題のある外国人 の当座預金口座を閉鎖すると明らかにした。

JPモルガンのサービス停止により、ラトビアの金融機関が国際ド ル送金で利用できる西側諸国の銀行はドイツ銀行とコメルツ銀行のみと なった。

原題:JPMorgan Halts Latvia Dollar Deals After Probes, Group Says (3)(抜粋)

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