欧州株:下落、米製造業拡大ペース鈍化で-フィアットは急伸

2日の欧州株式相場は下落。公益事 業株の下げが目立った。昨年12月の米製造業活動の拡大ペース鈍化が相 場の下落要因となった。

ドイツのエネルギー会社RWEは3.6%安。増資の選択肢を承認す るよう同社が株主に求める可能性があると、同国紙ハンデルスブラット が報じたことが売り材料。フランスの原油・天然ガス探査会社CGGは 3%下落。同銘柄の投資判断をUBSが引き下げた。一方、イタリアの 自動車メーカー、フィアットは2009年4月以来の大幅上昇。傘下の米ク ライスラー・グループの未保有株を買い取ることで合意し、同社との経 営統合が実現する見通しとなった。

ストックス欧州600指数は前営業日比0.7%安の325.82で終了。これ は2週間ぶりの大幅安。2013年は年間ベースで17%上昇し、同指数の株 価収益率(PER、予想収益ベース)は15.4倍となった。年初は12.7倍 だった。

メリテン・インベストメント・マネジメント(デュッセルドルフ) の欧州株アセットマネジャー、トビアス・ブリッチュ氏は「欧州の経済 と企業利益が昨年の希望的観測を裏付けるかどうかを見極める必要があ る」とし、「フランスなどの国々は新たな段階に前進できる能力を示さ なければならない。バリュエーション上昇に沿って利益が実際に伸びる ことも重要だ」と語った。

米供給管理協会(ISM)がこの日発表した昨年12月の製造業総合 景況指数は57と、前月の57.3から低下。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト予想の中央値は56.8だった。同指数では50が活動の拡大と縮小 の境目を示す。

この日の西欧市場では、取引が行われた17カ国中12カ国で主要株価 指数が下落。英FTSE100指数は0.5%安、独DAX指数と仏CAC40 指数はそれぞれ1.6%下げた。

原題:European Stocks Retreat as RWE Leads Utilities Lower; Fiat Jumps(抜粋)

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